白濁(はくだく)とは?|及川歯科医院|栃木県益子町の歯医者

ブログ BLOG

白濁(はくだく)とは?


こんにちは! 皆様の中で、歯の表面に出来る “白い斑点” のようなものが気になる方はいらっしゃらないでしょうか…? 歯の表面に出来る白い斑点を “白濁” と言います。   Q.白濁の原因は? A.白濁の原因は2つ考えられます。 ①歯の表面のエナメル質が酸性になることによって、エナメル質のカルシウム成分が少なくなり、脱灰という虫歯の初期症状を起こして、白濁してしまうもの。 ②エナメル質形成不全 これは、歯のエナメル質がうまく形成されていない状態で、歯の一部が白っぽくなるケースの他に、黄色や茶色っぽく変色してしまうこともあります。 原因としては、生後1年くらいの頃に熱性の病気にかかった、発疹が出る病気にかかった、もしくはそのくらいの時期に抗生剤の薬を飲んだ影響、というようなことが考えられています。   「初期虫歯」による白濁は、歯医者でも削らず治療することも多い状態で この場合、フッ素を塗布したり、ブラッシング指導などによって再石灰化を促すことが可能です。 それでも再石灰化が間に合わず、むし歯が進行してしまうと削らざるを得なくなることもありますので、歯科医の指導に従い、出来る限り削らず治せるよう努めましょう。 滝田