骨が柔らかいケースのインプラント
こんにちは、及川です。
今回のインプラントの患者さんは、真岡市在住の60代の女性です。
CTレントゲン(立体映像レントゲン)で診断、骨に特別な異常もなく骨の大きさもしっかりしていて
このケースなら「普通にインプラントを入れて終了だな」と思いながら手術を開始しました。
最初骨の上層部は硬かったのですが、中に行けば行くほど柔らかな状態の骨で、急遽インプラントを削
る方法を変更、モディファイドアダプテーションテケクニックという上層部は普通に削り、中央部はそ
れより細めで下層部はそれよりさらに細めに削り、きつめにインプラントが骨の中に入るように形成し
ました。
治療途中で削り方の変更を行ったので、無事きつめにインプラントを骨に入れる事が出来ました。
このようにCTレントゲン(立体映像レントゲン)でしっかり診断を行っても、実際の骨の硬さや状態
が違っていることが多々あります。
当医院では学会、セミナーにいろ積極的に参加し、さらにいろいろなケースに対応できるように
していければと考えております。