上あご全体再生インプラント
こんにちは、及川です
今回の患者さんは、宇都宮からお越しの60歳代の女性の方です。
主訴は入れ歯を入れているのが嫌で、上あごは歯が1本無いので入れておかないと食事もできないし、見た目も悪いので仕方なくつけていま
すが、下は前歯が残っていて見た目には支障が無いので入れていませんでした。
下の入れ歯は作ったものの入れると内面が当たりしかも神経がぞくぞくしてしまうので、入れておけないとのことでした。
さらにお話を聞いてみるとやはり入れ歯の生活が嫌だということで、インプラントを利用して全く入れ歯の無い状態になるように
計画しました。
当医院以外にもいくつか通院なさっていましたので、その病院とも連絡を取り体の状態を把握し確認しながらの細部にわたり注意をしての
インプラント治療となりました。
CTレントゲン(立体映像レントゲン)の診断で、骨が薄くかなり少ない状態でしたので、ボーンスプレッターという細い骨をネジ式のも
ので広げて入れていく方法を応GBR法という骨を増やす方法も利用してのインプラント治療となりました。
今回上あごの全てを8本で再生、かつすべてに対して骨を増やす方法が必要でしたので、120分ぐらいかかりましたが、術後に痛み止め、腫
れ止め、化膿止めを行ったので、次の日の消毒では症状が何もなく良好な状態だとおっしゃっていました
この様に治療方法をきちんと選択し、投薬を行えばこのように大きな症例でも次の日痛みや腫れが無いケースがほとんどです
6か月後には、全く入れ歯の無い快適な生活で、快適に過ごせることでしょう