4本のインプラント
今日は及川です
今回のインプラントは50歳代の以前からお越しの患者さんで、歯周病が急激に進行して噛めなくなったのが主訴で再来院された方です
左下が重度の歯周病で、骨吸収が著しく抜歯となりそこに2本のインプラントで3本の歯の再生を行うのと、右下は以前から3本の歯の喪失でしたので、やはり2本のインプラントで3本の歯を再生するの
を計画しました
まずCTレントゲン(立体映像レントゲン)で骨の状態を確認すると、右下が抜歯後時間がたっていましたので骨の状況は正常で十分な骨がありました
問題は左側の重度歯周病で今回歯を喪失したところなのですが、骨が著しく吸収してまともにインプラントが出来ない状態でした
実際のインプラントオペでは右は15分ぐらいで2本のインプラントを入れることが出来たのですが、左は悪い歯肉を除去して人工の骨を移植してインプラントを行うGBR法という技法を応用しての
インプラントとなりました
かなりの骨吸収で45分程かかりましたが、無事納得のいく骨の再生とインプラントが行うことが出来ました
歯周病が進んでからのインプラントは骨吸収が大きいのでかなり難易度が高くなってしまうので、皆さん歯周病かなと感じたら早めの来院をおすすめします