かなり骨が無くなったところへのインプラント治療
こんにちは、及川です
今回のインプラント治療は茂木町からお越しの40代の男性の方です
当院のホームページをご覧になりインプラント治療を行いたいとのことで来院されました
この患者さんは、下あご両方の奥歯が駄目になり噛むところが無くなっていました
特に左下は残っている歯がかなり化膿しており、骨が吸収して大変な状態で、歯周治療完了後すぐに抜歯を行いました
私のインプラント治療は、抜歯してすぐに行うのではなく1~2か月待って皮膚が再生してから行うケースが殆どです
すぐにインプラントを行う方法もありますが皮膚が出来てから行った方が、感染リスクが少なく私はこの方法で行います
もちろん感染リスクが少ないと判断できれば直ぐに行うこともありますが、そのようなケースは条件的に少ないです
待つ時間は少し長くなりますが、急がば回れで確実な方法を提案します
今回は化膿が著しかったので、なおさらそれが落ち着いてからインプラントしましょうと提案させていただきました
インプラントは左右2本づつ計4本のインプラント治療を行いました
右側は骨の状態が良かったのでふつうに20分程度で2本入れて、左側は骨表面の清掃を行い、インプラントを入れた後にかなりの骨を盛り足すGBR法と
血液による骨再生療法であるCGF(フィブリンゲル)法を採血を行い実施しました
右側は3か月でかめるようにに出来ますが、左側は骨をかなり再生したので6か月待ってからかめるようになります
期間は多少かかりますが、主訴である物が全然かめないというのは解消され、快適な生活が出来ることでしょう
インプラント治療を行った患者さんには診療終了後、必ず現状をお聞きするのと聞きそびれたことは無いかをお電話しますが、痛みも無く良好な状態でした
殆どの方(9割以上の方)は術後薬を飲んでいれば痛みはないとおっしゃっています
ですから安心してインプラント治療を受けてください