下あごの左右インプラント治療|及川歯科医院|栃木県益子町の歯医者

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下あごの左右インプラント治療

こんにちは、及川です 今回のインプラント治療は、宇都宮からお越しの79歳男性です ご高齢になり、食事をもっともっと楽しみたいということでインプラント治療をご希望で来院しました この患者さんは、宇都宮の歯科医院に通院されていましたがその歯科医院での診療に不安を感じ、さらにインプラント治療はその歯科医院では行っていないと いうことで、私のインプラント本をお読みになり当院にお越しになりました 最初にインプラント治療が可能か当院のCT(立体映像レントゲン)にて骨の診断を行い、インプラントが可能なことを確認し、設計見積もりを行いました 何度もご希望をお聞きし、費用面や設計面も付き添いの方とともに入念にお聞きしました インプラント治療は高額な治療のため、治療内容と費用がご納得してもらい行いたいので、当院ではこの部分を大切にしております そうすることにより本当に満足した結果が生まれると考えているからです どのように行うかを決めた後、まず最初に歯周病治療を徹底的に行います 大切なのはインプラント治療ではなく既存の今ある歯をいかに残せるか、そしてインプラント治療を行うときに歯周病菌をいかに減らしておけるかが 成功と長期安定につながるからです。私はインプラントだけを数回の来院だけで行い終了するといった診療は行いません なぜならそのやり方は、一時は噛めますが長持ちしないからです、やはり基本の初期治療からおこおなわないと駄目なのを知っているからです きれいな口腔内になったのを確認し、インプラントを右下に2本左下に2本同日に4本行いました 骨の上部が少しへこんでいましたので(骨が減っていました)GBR法という骨を増やす治療も行い完了しました 注意したのはご高齢なので、出来るだけシンプルに治療時間を極力短くを心がけて行い、付き添いの方も本人も思っていた時間よりかなり早かったので 驚いていました。両方で手術時間は約1時間でした また再生治療として採決を行い、血液のフィブリンという成分を取り出して人工の骨と一緒に入れるCGF法という治療も採用しました このCGF(フィブリンゲル)法というものは自分の血液を利用するため腫れや痛みが軽減できるため、今ではほぼ全員に行っています 患者さんは採血されるだけなので、安心な再生療法です わざわざ宇都宮から来ていただき本当にうれしく思います。 早くなんでも食べれて、喜んでいただける日がくるといいなと思います