インプラント手術後の痛みはどのくらい続く?和らげるには?|及川歯科医院|栃木県益子町の歯医者

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インプラント手術後の痛みはどのくらい続く?和らげるには?

インプラント治療で不安なことといえば、やはり「手術」ですよね。インプラント治療では、従来法にはない外科手術を伴うため、手術後の痛みや腫れなどが気になるものです。今回はそんなインプラント手術後の痛みの程度や継続期間、症状を緩和する方法について、及川歯科医院が詳しく解説します。

 

▼インプラント手術後はどのくらい痛い?

 

インプラント手術後の痛みは、麻酔の効果が切れてから現れ始めます。
どのくらい痛いかは、ケースによっても大きく異なりますが、我慢できないほどの症状が現れることは稀です。例えば、全身の健康状態が良好で、顎の骨も健全であれば、インプラント手術後の痛みも抜歯程度より少ないです。。人によっては抜歯よりも痛みが出てこないこともあるくらいです。ただ、顎の骨の状態が悪かったり、複雑な手術を行ったりした場合は、痛みが現れることもあります。

当院のインプラント治療は、できるだけ痛みや腫れがでないように手術方法を工夫して行っておりますのでご安心ください。よってほとんどのケース(90%以上)で、痛み止めを服用すれば問題なく過ごせたという程度です。
詳細については、ご来院していただいた時にご説明させていただきます。

 

▼インプラント手術後の痛みはどのくらい続く?

 

インプラント手術後の痛みや腫れは、数日から1週間程度でおさまっていきます。それも通常の抜歯と大きな差は見られません。手術から1~2週間経過しても痛みがおさまらなかったり、逆に強くなってきたりしている場合は、患部に何らかの異常が生じている可能性も考えられますので、すぐ主治医に相談しましょう。もちろん、インプラントをたくさん埋め込んだケースや骨造成などを併用したケースでは、痛みの継続期間も比較的長くなることもありますので、その点は事前に確認しておくことが大切です。

 

▼インプラント手術後の痛みをやわらげる方法

 

インプラント手術後の痛みは、以下の方法を実践することでやわらげることができます。

 

◎処方された薬を飲む

 

インプラント手術後には、必ず痛みや腫れ、細菌感染を防ぐお薬が処方されます。それらを歯科医師の指示通りに服用することで、インプラント手術後の痛みを最小限におさえられます。とくに鎮痛剤は、インプラント手術後の痛みを直接やわらげることができますので、最大限活用しましょう。ちなみに、手術後の細菌感染を防ぐ抗菌薬に関しては、痛みがおさまったあとも処方された分をすべて飲み切ることが大切です。

 

◎傷口を刺激する行動を控える

 

インプラント手術後は、顎にケガを負った状態となります。出血はしっかりと止められ、傷口は縫合糸で縫われているものの、激しい運動や飲酒、熱い湯船に浸かるような行動をとるのは危険です。傷口が開いて、再び出血が起こったり、痛みが強まったりします。食事や歯磨きの際に、傷口を刺激することも控えましょう。インプラント手術から1週間も経過すれば傷口の状態も落ち着いてきますので、徐々に普段通りの生活が送れるようになります。

 

◎適度に冷やす

 

インプラント手術後の痛みが強い場合は、濡れたタオルなどを顎にあてて冷やしましょう。この時、氷をお口の中に入れて傷口を直接、冷やすようなことは絶対にしてはいけません。患部を冷やし過ぎると循環が悪くなりかえって治りが悪くなります。

 

▼まとめ

 

今回は、インプラント手術後の痛みの程度や継続期間、痛みをやわらげる方法について、及川歯科医院が解説しました。痛みへの感受性は個人差が大きく、想像していたよりも強い症状が現れることもありますので、そうした場合は主治医に相談するようにしましょう