歯内療法(歯の内部の治療)のセミナーに参加
こんにちは、及川です。
6月2日、歯科材料屋さんのイワセのデンタルショーで行われました特別講演会に参加してきました。
講師は、東京の高田馬場で開業している林洋介先生で「Ni-Ti(ニッケルチタン)ファイルによる歯内
療法の効率化」というテーマでの講演でした。
歯内療法とは、歯が痛いときに神経を取ったり、虫歯がひどくなり歯の先端が化膿しているときに歯の
内部を細い針のようなもので清掃して洗浄する治療のことです。
日本での歯内療法はステンレススチール製手用ファイルを使用して行うのが主流ですが、この手用
ファイルを使用した方法だと時間と手間がかかってしまうのが現実です。
そこでNi-Ti (ニッケルチタン)製のファイルを使用し、電動式の歯根管内形成装置(歯の内部を消毒
しやすいように太くする装置)を使用することにより、治療時間の短縮と効率化を図る事が出来ます。
当医院でも数年前からこのNi-Tiファイルと根管内形成装置を使用しておりますが、さらに効率よく行
うにはどのようにすべきか学ぶために、当院のDr岩上先生と一緒に講演に参加してきました。
今後も最新で最良の歯科治療が提供できるように、さらに勉強して皆様に提供できるようにしていけれ
ばと思います。