骨幅を広げる方法による4本のインプラント
こんにちは、及川です
今回の患者さんは宇都宮からお越しの60歳代の女性です
主訴は歯の無い部分を入れ歯ではなく、自分の歯のように噛みたいとのことでした
当院のほかに2件ほどインプラント治療を希望して通ったそうなのですが、2件とも入れ歯式(出し入れ式)のインプラントならできるが、そのほかは無理といわれてしまい当院にお越しになりました
その理由は、骨が無さ過ぎてインプラントの本数を入れることが出来ないとのことだったようです
自分の歯は10本は使用できますが、上の歯で12本喪失、下の歯で6本喪失している状態で
まず、CTレントゲン(立体映像レントゲン)で診断し、骨がかなりない状態でしたが骨幅を広げたり
骨を足したりの方法を使えば何とか再生できると私は診断し、10本のインプラントで15本の歯を再生することにしました
今回は、下の4本のインプラントを骨を広げるリッジエクスパンジョンという方法をボーンスプレッターという装置とピエゾという装置を利用しての手術を行いインプラントをあごに入れました
いろんな方法を使用しましたが、術後もかなり安定しており、次の日は痛み止めも飲まなくてすむような状態とのことでしたし腫れもほとんどありませんでした
次回は、上あごに6本のインプラントを行う予定です
この様に他の医院で、インプラントを断れた患者さんが行えるケースが良くありますので、あきらめずに
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