歯周病検査
こんにちは、渡邉ゆきえです。
「歯周病の検査をしましょう」と検査?とはと思う方もいるかと思います。まず検査とは、歯周ポケットを測りますが(歯と歯肉との間にある隙間)深くなるほど進行していると考えられます。
測定にはプローブという器材で隙間にそっと差し込みます。測定結果としては
☆ 3ミリ以内→正常もしくは歯肉炎
☆ 4.5ミリ→初期〜中等度歯周炎
☆ 6〜9ミリ→中等度〜重度歯周炎
☆ 10ミリ以上→重度歯周炎
人の口の中には300〜500種類の細菌が住んでいると言われ、歯ブラシが行き届いてなかったり、糖分を、取りすぎたりすると、細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面に付着します。
これはプラーク(歯垢)といい、1mg中に約10億個の細菌が存在します。
プラークが付着したままでいると、細菌の成分により硬い歯石になり、歯ブラシでは落ちなくなります。
歯周病は多くは痛みを伴わず進行していきますので、プラーク、歯石、歯科医院で最近清掃していないようでありましたら、一度検査をされて状況を把握してみるのもよいかと思います。
歯周病の進行具合によって、適切な治療法をご説明していきます。
残念ながら、重度歯周炎の場合は、早期に歯を抜かなければいけない選択もありますが、保存できない歯を残しておくと、隣の歯を支えている骨が無くなってきてしまいます。腫れや痛みの原因を繰り返す原因にもなりますし、まずは、一度ご相談、検査をされて、残せる歯を維持するお手伝いをさせていただきます。