街ゆく風に春の到来を感じる今日この頃 皆様いかがおすごしでしょうか?
最近,レントゲンで診察を行いますと,大人の歯が足りない(先天性欠損ともうしま
す)症例をたまにお見受けします(・∀・)
昔に比べ,その頻度は増加している傾向にあるのではと感じます。
原因は様々に推測されますが,例としては,ここ数十年における食物の変化が
考えられます。
文明開化を始めとしてこの60年で,各国の食材が取り込まれ,調理法が発展し,
栄養価も高い食品が普通に楽しめるようになりました。
しかし,一方では,ハンバーガーやハンバーグな柔らかく食べやすくなり,
確実に噛む回数は減少している傾向にあります。
親知らず(智歯)は抜いた方がいいという話をされた患者様がいるかと存じます。
現代は,顎が昔の人に比べ小さくなり,結果,三番目の大きな奥歯は土地不足から
不完全にはえたり,骨に埋もれてるせいで病気の原因となるからです。
顎が小さくなった原因のひとつに,ここ最近の食品の劇的変化と噛む回数との関連が
挙げられています。
その更なる変化として,歯の本数の減少が増加しているのか?とも考えられますが
今度,その分野の文献など調べて見たいと思います(・∀・)つ
子孫のためにも,しっかり噛みましょう-.。゚+.(・∀・)゚+.゚
大貫でした(・ε・)