訪問診療
こんばんは 大貫です。
及川歯科医院では、訪問診療を始めまして、最近、連絡を頂くことも増えてまいりました。
なぜ、訪問を開始したかと言いますと、自分だけでは通えない患者様や階段を登れない患者様が沢山いる事を日々、痛感するところがあり、及川院長の指示のもとに始まりました。
実際に、以前は通院されてた患者様なのに、身内の方がその方の入れ歯をお持ちになり、なんとか調整できないかと。
本人は寝たきりで通えないと、ご相談を頂いた経緯があります。
実際に訪問を始めて、手探りの中、色々とありましたが、今日は特に喜ばしい経験をさせて頂きました。
最初にお伺いした患者様もお会いした時は、ベッドから起きづらい状況にあり、下顎の入れ歯が痛くて食べれないとの事でした。
入れ歯を痛くなく、使えるように、お持ちの入れ歯を改造しました。
「なんとか、食事だけでも、楽しく戴ければ」
その日、その場で患者様が干し芋を食べて
「噛めます!」
それから、一度、調整を行い、今日、お伺いしたら…
ご自分で歩いて来たのです。
『今日は、椅子でやれますよ』と介護なしに治療を受けて、頂きました。
次の患者様は、完全に寝たきりで、入れ歯をほっぽりだして、着けないとの申し入れでした。
診たところ、入れ歯が割れており、痛くて使えなかったのを察し、修理しました。
完全に寝たきりです。
会話も難しい状態と存じました。
手を動かす事もしなかったそうです。
今日は会話ができ、調整も受けて頂き、何より自分で行動なさっていました。
ご家族も大変、喜んでいただき、今まで学んできた事に無駄は無かったと、僕も患者様に感謝するような経験でした。
『たくあん、美味しいなぁ〜』と食べていたそうです。
なにより、今日はご自分で起きて、会話をなさっていました(;_;)
お役に立てたのかなと、有り難うでいっぱいです。
もし、訪問にご興味いただけたなら、連絡のほど、よろしくお願いしますm(__)m
大貫でした☆