歯周病治療について
歯周病で大切な歯を失わないために
歯周病は歯ぐきや歯を支えている骨が歯周病菌に侵され、大切な歯を失ってしまう病気です。45歳以上の50%以上がかかっているとされ、丁寧に歯磨きをしていても完全に予防するのは難しいのが現状です。自覚症状が乏しく、気づかないうちに進行するので、歯科医院での定期検診と予防ケアが欠かせません。
- 歯ぐきから出血する
- 歯がぐらぐらする
- 歯ぐきが腫れている
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが下がってきた
- 口の中がネバネバする
当院の歯周病治療
3種類のレーザーを使い分け
痛みの少ない歯周病治療を
提供します
歯周病菌は、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに潜んでいます。治療では歯周ポケットを清潔に保つことが必要ですが、無理に行うと痛みが発生します。このため当院では、痛みが少なく、高い治療効果が期待できる3種類のレーザーを使い分けています。通常の治療と比較してレーザー治療は、負担が少なく治療期間の短縮や早期治癒を目指せます。
スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、歯の表面やすき間、歯ぐきとの境目についた歯垢(プラーク)や歯石をきれいにします。歯磨きなど、日ごろのお手入れだけで、歯垢や歯石を除去してきれいな状態を保つのは難しく、歯科医院での定期的なスケーリングが欠かせません。
スケーリングと、歯ぐきの内側の歯の根っこ部分までをクリーニングするルートプレーニングを組み合わせた治療法です。専用の器具で歯垢や歯石をきれいに除去した後、再び汚れがつきにくいように表面を滑らかに仕上げます。歯周病の基本治療として知られ、軽度の歯周病に有効です。
レーザーには、消炎、鎮痛、殺菌作用があり、痛みを抑えながら歯と歯ぐきの隙間のクリーニングや症状の緩和に優れた効果が期待できます。当院では、症状に合わせて、YAGレーザー、半導体レーザー、炭酸ガスレーザーというタイプの異なる3種類のレーザーを使い分けています。
歯周ポケットの奥深くまで歯周病菌が侵入してしまうと、一般的な歯周病治療では症状が改善できないことがあります。こうした場合は、ブヨブヨした感染した歯ぐきを切開するフラップ手術などの歯周外科処置を行い、専用の器具を使用して歯周ポケットの奥に溜まった汚れをきれいに除去します。