硬い物のお話。
こんにちは。歯科衛生士の佐山です。
子どもの頃、大人に硬い物をよく食べましょうと
言われた記憶があるかと思います。
成長期の顎の発達には、硬い物や歯ごたえのあるものを食べて
よく噛むことが良いとされています。
当院に来院される、子どもの歯並びが気になる親御さんにも
よくお伝えしていることです。
しかし、顎の発達しきった大人が硬い物や歯ごたえのあるものを
頻回食べ続けると、思わぬリスクが生じます。
例えば、歯が欠けてしまったり、元々弱っていた歯の根っこが割れてしまったり、、
あとは歯の根元が削れてきたり、噛みすぎにより痛みが出たりなどです。
当院でお伝えしている気を付けてほしいものは、
干しイモ、スルメ、フランスパン、干しホタテ、硬い豆類、
硬いせんべい、軟骨、砂肝、煮干し、氷、あめ、漬物 です。
定期検診に来ている方の中にも、
健康のために硬い物を召し上がっている方もいらっしゃります。
ゼロにしなくても大丈夫ですので、
数と頻度に気を付けて、楽しく食事ができればと思います。