歯肉炎
皆さん、歯磨きをしていて歯肉から血が出てきたことはありませんか?
そのような時は、鏡で歯肉の状態を見てみてください。
奥になるにつれて見えにくいと思いますので、まずは前歯の歯肉の状態を確認してみてください。
歯と歯肉の境目のところに白くネバネバしたものが付いているか、歯肉が赤いか、歯と歯の間の歯肉の三角部分がプクッと丸くなり腫れているところがあったら(歯肉炎)です。
10〜20代前半で60%の人が歯肉炎にかかっていると言われています。
歯肉炎は、歯周病の初期段階です。
歯肉炎の状態で歯磨きや食生活を改善せずに放置していると、歯を支えている歯槽骨という骨が溶けてしまい将来的には歯がグラグラになり抜けてしまう可能性が高いのです。
歯肉炎の原因として、
・正しい歯磨きの仕方が分からない・甘い物が大好きで間食が多い・ジュースや炭酸飲料やスポーツドリンクを毎日のように飲んでいる・口呼吸などがあげられます。
学生さんのお口の中を拝見すると、プラークと呼ばれる細菌の塊がたくさんついていたり、歯肉からの出血や赤みや腫れが目立つことが多くみられます。
歯肉炎を改善するために、まずは歯医者に来てブラッシング指導やクリーニングを受けてみてください。
歯磨きだけでなく食生活にも気をつけてください。
バランス良く食べ、間食は時間と量を決めてとりましょう。
部活や塾などで忙しいと思いますが、睡眠をしっかりとったり息抜きをしてストレスをためすぎないようにしましょう。
大島